神戸市立青少年科学館（バンドー神戸青少年科学館）は、冬の企画展「神戸でシル！ミル！宇宙展」を下記の通り開催します。
『はやぶさ』の奇跡から10年。「はやぶさ」の後継機として新たに宇宙に旅立った小惑星探査機「はやぶさ2」が、2020年12月6日にいよいよ地球にもどってきます。無事カプセルを再投入できるのか、サンプルからわかる「宇宙」とは…「はやぶさ２」がもたらす成果に期待が高まっています。
どうして「はやぶさ」「はやぶさ2」は宇宙に飛び立ったのでしょうか？一体何のために宇宙を目指すのでしょうか？そしてこの取り組みがどう未来に影響するのでしょう…？
「はやぶさ」「はやぶさ2」の功績から、宇宙を目指す意味や宇宙開発への期待、実現に向けて動き出している「未来の研究や技術」について考えてみませんか？

◆開催概要◆
タイトル：冬の企画展 神戸でシル！ミル！宇宙展－「はやぶさ」・「はやぶさ2」から考える私たちの未来－
開催日：令和2年11月28日(土)～令和3年2月14日（日）
休館日：水曜日、館内整理日(12月1日～3日)、年末年始(12月28日～1月4日))
時間：10:00～16:30 (最終入場16:00)
場所：新館4階 特別展示室 ほか
参加費：無料 ※但し、展示室入館料(大人600円 小人300円)が必要

主催：バンドー神戸青少年科学館 
協力：国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構（JAXA）、神戸市教育委員会、神戸大学理学部惑星学科 実験惑星科学研究室、一般財団法人 日本宇宙フォーラム、株式会社ブックローン、国立研究開発法人 理化学研究所 ※五十音順
展示監修：上野宗孝(JAXA宇宙探査イノベーションハブ技術主幹)

◆展示の見どころ◆
■実物大模型が科学館にやってくる！
小惑星探査機「はやぶさ」と「はやぶさ2」の実物大展示が期間限定で科学館に登場します。両方の「はやぶさ」を一度にご覧いただける貴重な機会です。本物の大きさを実感していただけます。他にも、サンプル採取に活躍した装置の模型（帰還カプセル、ミネルバ２、ターゲットマーカー）も展示します！
※「はやぶさ」は1/6 13時まで、「はやぶさ2」は1/11まで展示
 
 
■「はやぶさ」「はやぶさ2」が目指した小惑星をスマホで観よう
スマートフォンなどのタブレット端末を使ってARアプリをダウンロードすれば、３Dで再現された小惑星「イトカワ」「リュウグウ」を手で回しながらじっくり観察することができます。
※ARアプリ「COCOAR2（ココアル2）」のダウンロードが必要です。
 
■家族でたのしもう！「はやぶさ2」クイズラリー
館内の展示スポットを周って、「はやぶさ2」に関するクイズに答えよう！回答するペンは参加賞としてそのまま差し上げます(1グループまたは1家族に１つ限り。なくなり次第終了)。
実施日：会期中の土日祝　　
 
■「はやぶさ2」の過去・現在・未来　展示パネル
「はやぶさ」「はやぶさ2」ってどう違うの？何がすごいの？？これらの探査機をわかりやすく紹介するとともに、カプセル帰還後に徐々に明らかになる新発見を専門家の見解を加えながら期間を通して更新していきます。

■「探査機がとらえた写真」パネル紹介
「はやぶさ」「はやぶさ2」がカメラで撮影した宇宙の姿をパネルで紹介します。「はやぶさ2」と一緒に写真撮影ができるスポットもあります。(画像提供：JAXA)
 
■神戸から発信！未来の技術
探査機が宇宙で発見することや、神戸で研究されていることは、私たちの未来をつくり変えるかもしれないーそんな研究がここ、神戸ですでに始まっています。この科学館があるポートアイランドは、研究施設がたくさん集まる場所。現在進行形で行われている未来の宇宙開発につながる研究や、私たちの未来をつくるかもしれない研究や技術をパネルで紹介します。
 
■教室やワークショップを随時開催
「はやぶさ2」や宇宙開発に関する教室や講演会、参加型ワークショップを実施します。これであなたも宇宙に詳しくなれるかも！？
※教室・ワークショップは事前申込制です。科学館ホームページからお申込みいただきます。

◆アクセス◆
バンドー神戸青少年科学館（神戸市中央区港島中町7－7－6）
神戸新交通「三宮」駅より北埠頭方面行ポートライナーで12分、「南公園」駅下車 徒歩3分
※当館に一般駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。

◆冬の企画展特設ページ◆
https://www.kobe-kagakukan.jp/event/uchuten2020